「そろそろ成犬用ドッグフードに切り替えた方がいい?」「いつまでペットショップやブリーダーさんに教えてもらったドッグフードをあげればいいの?」
子犬用フードから成犬用フードへ切り替えるタイミングは、犬のサイズ、犬種によって異なります。
そのため、この記事では小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬とサイズ別で、成犬用ドッグフードに切り替えるタイミングを紹介しています。また、お腹の弱い子犬が吐いたり下痢をしないよう上手に切り替える方法も一緒に解説しています。
今のワンちゃんの月齢に合わせて、上手にフードを切り替えていきましょう。
子犬用から成犬用ドッグフードに切り替えるタイミング
大型犬になるほど、成長スピードが遅くなります。そのため、子犬用から成犬用ドッグフードに切り替えるタイミングは大型犬ほど遅くなります。
小型犬
8か月齢
生後8か月でほぼ成犬の体重になります。このタイミングで子犬用フードから成犬用フードへ切り替えましょう。
成犬用フードに切り替える際は、食事の回数を1日2回に変更しましょう。
またこの時期に去勢・避妊をするコも多いかと思います。去勢・避妊をすると太りやすくなるので、手術を機に脂肪分の少ない成犬用フードに変更していっても良いでしょう。
中型犬
12か月齢
生後12か月でほぼ成犬の体重になります。このタイミングで子犬用フードから成犬用フードへ切り替えましょう。
成犬用フードに切り替える際は、食事の回数を1日2回に変更しましょう。
またこの時期に去勢・避妊をするコも多いかと思います。去勢・避妊をすると太りやすくなるので、手術を機に脂肪分の少ない成犬用フードに変更していっても良いでしょう。
大型犬
18か月齢
大型犬の場合、12か月齢でほぼ成犬と同じ体重になります。しかし、成長しきっているわけではありません。
大型犬は約18か月齢で成犬になります。このタイミングで子犬用から成犬用フードへ切り替えましょう。
ただし、グレートデーンやセントバーナードなどの超大型犬は約24か月齢で成犬になります。
犬種やそのコの骨格によって発育に違いがあるので、病院の先生やブリーダーさんに適正に成長しているか見てもらうと良いでしょう。
上手な子犬用から成犬用ドッグフードへの切り替え方
いきなり、全部新しいフードに替えるのは×
今食べているフードに新しいフードを少しずつ足して切り替えてきましょう。1、2割ずつ新しいドッグフードの割合を増やしていきましょう。
うんちが緩くなったり、固くなったりしなれば、そのまま順調に切り替えていきましょう。
おおよそ7日~10日くらいで完全に新しいフードに。移行完了です。
その後はワンコの体調や様子を見て、本当に合っているフードか確認しましょう。
フードの種類を変える場合もこの方法と同じです。覚えておくと便利です。
ココに注意
便の状態が緩くなったり固くなった場合は一旦新しいフードの量を減らして様子をみましょう。もし、うんちの状態が悪くなったままの場合はフードが合っていない、または別の病気の場合もあります。すみやかに病院へ行きましょう。